小学校6年生の時に、ジャパンカップで優勝し、ウィスラーのFISチルドレンレースに参加するきっかけをもらったことで、海外で活躍できる選手になりたい、と感じたのが海外にチャレンジをしようと思った始まりです。海外の雪質の相違、英語でのコミュニケーション、海外の上手な選手たち、すべてが私にとっては刺激的でした。ウィスラーでは残念ながらいい結果は残せなかったのですが、今年私は長野県のユースレースシリーズで1位を獲得し、フランスのヴァルディゼールで開催されるFISチルドレンレースに参加する機会を頂きました。このような機会を頂けたことに感謝しながら、現地では悔いを残さないよう精いっぱいの成果を出せるように頑張りたいです。将来的には、海外で活躍できる選手になるだけでなく、スキーでの経験を活かしたスポーツを通じた海外の仕事にも挑戦したいと考えています。例えば、グローバルのスポーツマネジメントの分野で活躍し、若い選手たちの育成やスキーのイベントの運営に携わりたいです。これらの経験を通じて、スキーの魅力を世界中に広めることができればと思っています。スキーで頂いた貴重な経験を活かすとともに、語学力も高め、現地のコーチとのコミュニケーションが出来るように日々努力を続けていきたいです。

中学生に入ってから、板が重くなりスピードが出だしたことで筋力が足りず、転倒することが増えました。その結果、全中などの重要な大会で成果を残せず、悔しい思いをすることが多くなりました。私は従来、怠け者で自分に負けてしまうことが多く、コンディショントレーニングをさぼることが多かったため、今の状況に至っているのだと感じています。私が感じる「GO BEYOND」は、今、「完走率を上げる」という課題を乗り越えることにあります。世界的に活躍するスキー選手になるためには、まずはシーズンを通じた筋力トレーニングを強化することが必要です。特にオフシーズンのトレーニングをさらに強化し、体幹を鍛え上げることが重要です。さらに、メンタル面の強化も欠かせません。転倒する度に涙を流したり、親に電話をしてしまう自分の弱さを超えていく必要があります。自分に負けない強いメンタルを持つことが、目標達成への鍵となります。「自分に負けない」「完走率を上げる」という目標を掲げ、弱い自分を超えていくことが、私にとっての「GO BEYOND」です。これらの課題を克服し、世界的に活躍するスキー選手になるために、努力を惜しまず前進し続けたいと思います。