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GO BEYOND な

萩原望(ハギハラノゾム)

社会活動家

私は、サッカーを通じてインドの社会課題の解決を目指すサッカーチームの代表として活動しています。現在は、インド・コルカタ州から首都のデリーまで約2,000kmをサッカーボールをドリブルしながら横断することです。この挑戦は、ただのスポーツ記録ではなく、インドの女子サッカー普及、ジェンダー平等、教育支援を目的とした社会貢献活動です。普段からインド農村地域の子どもたちに挑戦することの大切さや楽しさを伝えている自分が、どのようにインドと日本の子どもたちに、大人が挑戦している姿を見せることが出来るのか、そんな想いからこの挑戦をきめました。今回の2,000kmドリブル挑戦では、各地で女子サッカークリニックを開催し、サッカーを通じた教育機会を提供し、女子の権利認識、向上や自信の醸成にも貢献します。

私が海外へ挑戦しようと思った理由は、スポーツの力で国境を越え、社会を変革する可能性を信じているからです。特に、インドの農村部では女子がサッカーをする機会がほとんどなく、ジェンダーの壁や教育格差が彼女たちの未来を制限しています。私は、このような状況を変えるために、恵まれた環境で生まれ育った自分こそが、海外でサポートを必要としている子どもたちに機会をつくる挑戦を続けることが必要だと考えています。海外で挑戦することで、ただの個人的なチャレンジにとどまらず、現地の社会にインパクトを与え、女子サッカー普及のムーブメントを生み出すことができます。さらに、日本とインドの架け橋となる活動を続けることで、スポーツが持つ「国境を越えた可能性」を示し、より多くの人に夢を追う勇気を与えたいと考えています。

私にとって「GO BEYOND.=超えていく」とは、限界を突破し、新しい可能性を切り拓くことです。それは単に身体的な挑戦だけでなく、社会の固定観念や文化の壁を超えることも意味します。2021年にインドの農村地域でサッカーチームを立ち上げた際、現地の人々から「なぜそんなことをするのか?」と何度も聞かれました。女子がスポーツをすること自体が珍しく、特に農村部では「女性は家にいるもの」という考えが根強く残っています。しかし、サッカーを通じて女子児童が自分達の権利を認識し、練習や活動を通じて、自分にも出来るんだという自信つけて活躍し始めました。その結果周囲の大人の目線少しずつ変わりつつあります。今回の2,000kmドリブル挑戦も、単なる記録更新ではなく、「女子が自由にスポーツをできる社会」をつくるための挑戦です。これは、スポーツの力で社会の常識を超えていくことそのものだと考えています。これから超えていきたいのは、ジェンダーの壁、教育格差、そして「女子がスポーツをするのは普通ではない」という固定観念です。私は、挑戦を続けることで、未来の世代がより自由に夢を追える世界を創りたいと考えています。

GO-BEYONDER No.673

社会活動家

萩原望

サッカーと社会貢献を融合させた活動を展開する社会起業家。

経歴
• 大分トリニータユース 出身
• 立命館大学 体育会サッカー部 でプレー
• トヨタ自動車 に勤務
• 日系国際NGO にて海外支援活動を経験
• Ernst & Young(外資系コンサル) にて戦略コンサルティングに従事
• フォースバレーコンシェルジュ株式会社 に勤務中

現在は、会社員として働きながらインドで社会活動を続け、一般社団法人FCNono代表として、サッカーを通じた教育支援・ジェンダー平等の推進を目指している。
2025年3月から、コルカタ〜デリー間約2,000kmのサッカードリブル横断 に挑戦し、インドの女子サッカー普及や教育機会の提供に取り組んでいる。

Instagram:https://www.instagram.com/india_nono_/profilecard/?
Facebook:https://www.facebook.com/share/1FLEzVTL5E/?mibextid=wwXIfr

2024年 インド法人 NOZOMU FOUNDATION 立ち上げ

2023年 一般社団法人立ち上げ

2021年 FCNono立ち上げ

 

フジテレビ「ノンストップ」はじめとして、多数メディア掲載、出演

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