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GO BEYOND な

松山黎音(マツヤマレノン)

サーフィン(ショートボード)

私がサーフィンを始めたきっかけは、父がプロロングボーダーであり、家族でサーフィンや海水浴をしていたことでした。シェイパーでもある父の削ったサーフボードを使用し、アマチュア大会に参戦してプロサーファーを目指しました。中学3年時に、JPSA(日本プロサーフィン連盟)第4戦ムラサキ鴨川プロにローカルシードとして出場し、プロ公認を得ることができました。現在は通信高校で勉強をしながら、プロサーファーとして国内プロツアーや海外試合にも出場しています。日々サーフィンの技術向上を目指し、毎日練習や筋力トレーニングに励んでいます。
また、ライフセーバーの資格を取得し、夏には海水浴場の監視業務をしながら、体力アップやパドル・スイムなどのトレーニングも行っています。さらに、地域の学校でサーフィン体験授業の講師を務めることもあり、サーフィンの普及活動にも取り組んでいます。

私の目標は、2028年に行われるロサンゼルスオリンピックへの出場を目指すこと、そして最大の目標は世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)に参戦することです。そのためには、国内プロツアー(日本プロサーフィン連盟:JPSA)への参戦だけでなく、世界プロサーフィン連盟(WSL)の下部ツアーであるクオリファイシリーズ(QS)で経験を積み、アジアで上位に入り、次のチェレンジャーシリーズに進出できる64名に入ることを目指しています。私は2025年度のオリンピックジュニア強化指定選手に選ばれたので、2026年、2027年と続けて強化指定選手に選ばれるよう努力します。東京・パリオリンピックでの出場と銀メダル獲得、そしてCT選手である五十嵐カノア選手の活躍により、日本でのサーフィン競技は多くの人に知られるようになりました。これはネクストジェネレーションのためにも、自分が活躍することでメディアに多く取り上げられ、サーフィンがサッカーや野球のようなメジャースポーツになることにつながると感じています。五十嵐カノア選手は私の憧れであり、大好きな選手です。私は自分の夢や目標を達成するだけでなく、人間性を高めることも大切にしています。日頃から礼儀や感謝、思いやりの気持ちを忘れず、周囲の人から信頼される人になっていきたいと思っています。

私はまだ海外ツアーの経験が少なく、大きな波へのチャージやサーフィンのテクニックにおいて、海外選手との実力差を感じています。そのため、毎日必ずサーフィンや筋力トレーニングを行い、ノートに反省点や次への課題を書き留めるようにしています。その理由は、サーフィンが思うようにできない時や、その時の感情で何もしたくない、面倒だと思って手を抜きたくなる弱い自分がいるからです。自分の気持ちをコントロールし、自分の心に打ち勝つことで、毎日少しでも自分を超えて成長し、目標達成に向けて努力していきます。

GO-BEYONDER No.676

サーフィン(ショートボード)

松山黎音

2007年5月3日生まれ、千葉県鴨川市出身。
2022年、JPSA(日本プロサーフィン連盟)第4戦ムラサキ鴨川プロにローカルシードとして出場し、

プロ公認を取得。
2023年・2025年度オリンピックジュニア強化指定選手。

Instagram:https://www.instagram.com/renon_matsuyama

 

2024年11月 S.league ショートボード第3戦         7位
2024年10月 S.league ショートボード第2戦         7位
2024年9月 WSL IBK  Pro Junior           9位
2024年8月  S.league ショートボード第1戦        5位
2024年6月 WSL NIAS  Pro Junior                        9位
2023年10月 JPSA第3戦茨城サーフィンクラッシック   7位
2023年8月 WSL御前崎プロQS3000                     5位
2023年8月 千葉一宮チャレンジカップU16                     4位
2023年3月 WSLホワイトバッファロー日向プロQS3000  9位
2022年10月 JPSAショートボード第4戦ムラサキ鴨川プロ 7位(プロ公認)
2022年8月 NSA第56回全日本サーフィン選手権     準優勝
2022年4月 NSA第30回ジュニアオープン選手権大会   3位

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