私の夢は、PGAツアーに出場し、マスターズ、全英オープン、全米オープン、全米プロの4大メジャー大会すべてを制覇し、グランドスラムを達成することです。その夢に向かい、アメリカではゴルフの技術向上だけでなく、英語の習得や異文化への適応にも取り組んでいます。芝の種類、ラフの長さ、気候、コース設計など、日本とは大きく異なる環境に対応する力を養うため、週末は大会に出場し、実戦で自分を鍛えています。将来的にはアメリカの大学に進学し、世界中から集まるトップ選手と切磋琢磨することで、さらにプレースタイルに磨きをかけていきたいと考えています。異なる価値観や文化に触れることで、ゴルファーとしてだけでなく、人間としても大きく成長していきたいです。そして、将来は自分が受けてきたたくさんのサポートに恩返しができる存在になりたいと思っています。誰もが気軽にゴルフに触れられる環境をつくり、この素晴らしいスポーツの魅力を伝え、夢に向かって頑張る人たちを応援できるような選手を目指しています。

私にとって「GO BEYOND.」とは、自分の限界や当たり前を乗り越え、新しい世界に飛び込むことです。12歳のとき、英語も話せない状態で単身アメリカに渡ったのは、まさにその一歩でした。言葉も文化も違う環境に戸惑う日々でしたが、ゴルフと学業の両方で結果を出すことで、少しずつ「できる」という実感を積み重ね、自信へとつなげていきました。アメリカに来たことで、それまで「夢」だったPGAツアーへの出場や大学ゴルフが、「現実的な目標」へと変わりました。日本では同じ選手との対戦が多かったのに対し、アメリカでは毎試合、出場選手もコースも異なります。その変化の中で、自分の対応力や視野が大きく広がっていくのを感じています。これからも未知の環境や新たな挑戦に積極的に飛び込み、自分の可能性を信じて、「GO BEYOND. 」し続ける存在でありたいと思っています。